皮下脂肪は腹筋で取れる？
皮下脂肪を腹筋で何とかしようとしている人は大変多いですね。
・気になるおなか周りのお肉を取るため
・筋肉をつけたボディにするため
・基本的な体力を付けるため
腹筋には様々な有益な効果を持っています。
しかし、結論から言ってしまうと、
腹筋で皮下脂肪はほとんど取れません。
理論的な理由を言うよりも、まず少しお腹に力を入れてみてください。
「ふっ！」っという感じで。
お腹はぷにぷになのに、その下に硬い筋肉がありませんか？
人の身体は骨、内臓、筋肉、脂肪、皮膚という順番で成り立っています。(お腹の場合)
筋肉によって内臓脂肪が減少する事はあります。
内臓脂肪は身体を動かすと栄養分として脂肪を消費しますので、
走ったり跳んだりするよりは燃焼が少ないですが、
腹筋でも少しは落とせますね。
しかし、腹筋をたくさん行ったところで皮下脂肪はほとんど減る事はありません。
”皮膚の下に出来る脂肪”なので、”皮下脂肪”です。
皮下脂肪を落とすために腹筋をしている人は、発想は決して悪くはないのですが、
残念ならがら腹筋で皮下脂肪は落とせませんので違う方法を選択していきましょう・・。
皮下脂肪は燃焼できませんが、一つの運動として腹筋はおなか周りを鍛える上で非常に大切です。
おなか周りに筋肉がついてくると寒さなどにも強くなり、排泄効果(便など)にも少なからず影響を与えますね。
排泄が適切に行われるようになると、皮下脂肪も落としやすくなるという結果にも繋がってきますので、必ずしも間違った事ではないのです。
ただし、直接腹筋で皮下脂肪は取れないようという事だけは忘れないようにしましょう。
皮下脂肪と腹筋もはや別物
皮下脂肪と腹筋は同じおなか周りでも、まったく別物だという事。
内臓と筋肉が違うように、脂肪と筋肉も別物なのです。
しかし皮下脂肪を腹筋で何とかしようとする発想は、まったくおかしい事ではありませんよ。
燃焼させるという発想は１００％正解です。
ただ、やり方が違うというだけ。
燃焼させるには動かす必要がありますので、
腹筋ではなくマッサージを行ってください。
すぐに効果が出る皮下脂肪対策ではありませんが、
腹筋をするよりも効果があります。
